事業を始めたら、名刺作らなきゃ、ロゴも必要。
ワインを売ることができる小売販売免許が下りた頃、一番に考えたことでした。
店舗を持たずに事業を始めるのだけれど、「自分の店」の象徴といえるものが必要だと思っていました。
どんな色にしよう。
どんなデザインにしよう。
形が整っていくと、「私、事業を始めたんだ!」という実感が沸いてきました。
起業したばかりの頃は、目に見えるものができることが嬉しかったのだと思います。
でも、今振り返ると、もう少しじっくり考えても良かったかな?と思うことがあります。
それは、
「私は、何を届けたくてこの仕事をするのか?」
ということです。
仕事を始めてみて見えてきたこと
はじめの頃の私は、ワインを売ることばかり考えていました。
どうしたら買ってもらえるか。
どんなワインを仕入れよう。
どんなイベントをしたら人が集まるか。
第一に”ワインを売ること”が私の仕事だと思っていたのです。
でも事業を始めて数年経ち、
「私は本当にワインを売りたかったのか?」
「なぜこの仕事をしたいと思ったのだろう?」
「本当は誰に、何を届けたいんだろう?」
「この仕事を通して、どんな時間や変化を生み出したいんだろう?」
このような問いが浮かんでくるようになり、
やってみたから気づいたこと、お客様と出会っていただいた言葉などから、
私がどんなことを大切にしたいのかを考えるようになりました。
自分が何を大切にしているのかは、起業した時点でわかるわけではないんです。
やってみたから気づくことがある。
お客様と出会ったから見えてくることがある。
続けてきたから、自分の中にある思いに気づくこともある。
そうやって少しずつ、自分の仕事の軸が育ってきたように思います。
それが見えてきたときに、名刺やロゴなどの「形」が、その人らしさを伝えるアイテムになるのではないでしょうか?
「何を作ろう?」の前に「何を育てよう?」と考えてみる。
起業すると「何作ろう?」と、つい考えがちです。
名刺やロゴを作ろう。
HPを作ろう。
SNSを整えよう。
これらはどれも私の仕事を伝えるのに必要なもの。
私の場合は、ロゴは「これだ!」と思うものができましたが、
名刺については、今でも伝えたい内容に迷うことがあります。
事業を始めた頃と伝えたいことが少し変わってきているからです。
しかも、私の名刺は人に頼んでデザインしてもらったので、
自分で簡単に修正できるものでもありません。
だから、もう少し考えてみてからでも良かったのかもしれないと思うのです。
起業したら名刺やロゴが必要?と思ったら
もし、今、起業したらまず名刺やロゴを作ろう!と考えていたら、
名刺やロゴをまず作ることが、起業のスタートではないですし、
起業したけれど、まだ名刺もロゴもない。と焦らなくて大丈夫です。
「自分は何を届けたいのか」を育てていくことが大切ではないかと思います。

